ムリが心配だから逢いに行った。
途中の駅まで母親に迎えに来てもらい、一緒に実家へ。
ムリ…
間に合わなかった。
まだ温かいから寝てるんだと思った。
目も空いてるから ぽけっとしてるんだと思った。
ムリ…
返事がない。
抱き上げたけど 動かない。
母親が出る前は大丈夫だったらしいから、離れていたのはほんの30分くらいだったと思うけど。
まだ外にいる母親を叫んで呼んだ。
驚いて飛んできたけど…
お昼頃、ご飯に変わるゼリーとお水をあげて、それでも少しは食べてくれたそう。
ひとりで逝っちゃった…
待ててくれなかった…
穏やかな顔だね。
なんか考え事している間に逝っちゃったのかな。
目が見えないから いろいろつらかったと思うけど、それでもまだまだ居てほしかった。
ホワホワの身体をだっこしていたかった。
ムリが初めてうちに来た日のこと。
他の子たちとなかなか慣れなかったけど、ちゃこには平気だったかな。
外の散歩が大好きで、何かに驚いて横っ飛びしながら走って行ったこと。
毛玉ができやすくて、毛玉とってたらマダラ猫になっちゃったこと。
もうそちらで目が見えるようになったかな。
気持ち良くて走り回っているかな。
てっちゃんに ムリを迎えに行ってね って、お願いしておいたから、迷子にならないと思うけど…
私たちの代わりにだっこしてもらってね。
ちゃこ、ちびちゃん、タロ とかにも会えたかな。
寂しくないよね。
ムリ 今まで癒しをありがとう。
ほんとに ありがとう。
またね、
逢える時を楽しみにしてるから。

